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・バスの形態についてはおおむね上記のようになると考えられますが、ある程度路線に即したものにならなければと思います。例えば、大型バスでは乗客の多い幹線路線、中型バスでは幹線路線でも比較的に乗客の少ない路線、マイクロバス等についてはドアツードア的な、狭隘路線など考えられます。単に低床化ばかりにこだわると路線に不適であったり、乗り心地が悪かったりといったケースが考えられますのでこういった部分も考慮に入れたバスの仕様の検討が必要であると思います。
・学生中心の系統については大型バスとなりますが、その他の系統については中型バスに移行してほしい。乗車位置はセンタードア方式。
*同設問で提示した以外に考えられる仕様に対する意見(21件)
・高齢化の世の中を迎え、バス利用者は殆ど老人になります。バスの低床化は非常に良い事でありますが、特に我が社の場合山間地の運行が全路線であり、地形的な道路事情により無理な面があります。例えば走行中は普通の高さでドアを開くとステップが低くなるような車両が低価格で開発できればと思います。
・現在、山間路線では中型バス、その他路線は大型バスを使用しております。大型バスの低床化は進めておりますが、超低床のものはありません。将来は一般車両も中型化を図って行きたい。10m程度の車両で超低床、出来ればスロープも取り付けたい。道路状況にもよるが低床化を図り乗りやすいバスにしたい。ノンステップバスは理想だが超低床にしても問題は価格だろうと思います。大型バスについても超低床やスロープ付を進めたいと考えている。
・地方の過疎路線や市街地はジャンボタクシーとマイクロバスの中間位のバスで充分だと思う。
・全幅2m以下で全長8m、定員55人くらいのバス(定員40人ではラッシュ時対応できない。また幅2m以上では狭隘路線の新規開拓はできない)
・マイクロバス:両替機横の通路スペースの確保に伴う車両幅増。中・大型バス:総定員重視による車両重量の軽減対策 全体:防錆対策としてリッド及びフェンダーのFRP採用。
・フロント及びリヤバンパーを均一仕様にすべき(高価格の為)。
・前面ウインドガラスの二分割(高価格の為)。
・スノー、ワイパーブレードを均一仕様にすべき(高価格のため)。
・大型11mの定員重視仕様。ノンステップはオールフラット希望、今年のモーターショーで出るでしょう。当社は市内線がメインで郊外線が少ない事でトランク等が付ける事ができないでしょう。又道交法で停留所前後10mの駐禁現在12m以下のバスが停留所にしっかり付けれないので前後10mでなく20mは必要であります。バス停のため道路にバスベイがあるがヨーロッパ等では公共のバスとしてすべてにバス優先、停留所の作りが日本と逆である。
・地方都市において、モノレールや地下鉄の整備が将来的な所においては、バスの役割が大きく、鉄道との結節部では一度に大量の輸送が必要となります。従って連節などの対応は出来ないでしょうか。
・当市ではノンステップバスの運行は無理(環境整備の遅れ)であり、ワンステップバス(車高調整、中扉開口部スロープ板付)の導入を一部路線で検討している。乗客の減少に伴い、。中型バス(9〜10m級)及び一部路線では8m級の導入が適している。床面の低下のみを重視している様に思われる室内の居住性、快適性、車内での事故防止対策等が遅れている様である。走行中は低床化する必要はないので、ニーリング装置等を改良し標準仕様にしてほしい。

 

 

 

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